CASE30
スチーム水を混合する際のトラブルを解決

当初の課題

某プラントのお客様では、プロセスで使用する温水を作る際に蒸気と水をタンクで混合する工程がありました。
タンクに貯めた水に蒸気を投入して混合を行なっておりましたが、スチームハンマーによる衝撃や音が発生して騒音による環境の悪化や、周辺配管設備への悪影響が起きていました。

提案内容

高温蒸気と水を安全に混合する方法をご提案

熱交換の役目をするエレメントを混合ライン配管に設置。
水と蒸気を適正な温度に熱交換して温水を製造します。
急激な温度変化による蒸気凝縮を防ぐことで、スチームハンマーを発生させずに混合が可能となります。

動力は必要なく、配管途中に設置するだけで効果を発揮します。

均一な混合が可能となるため、温水の温度ムラも解消されます。

導入効果

温水を作る工程での課題であった配管設備への衝撃破損が解消され、騒音環境の改善にも役立ちました!